流れてしまった契約
今回、私が初めて経験した事例をご紹介します。 それは、同業者から紹介された物件に対して、当社のお客様が買付証明を出されたことから始まったのですが、契約に関する打ち合わせが進むにつれ、つじつまが合わない出来事が増えていったのです。
そこで当社で詳しい物件調査をしていったところ、その物件の売却依頼者が所有者本人ではなく、所有者の知人だったことがわかりました。契約の打ち合わせをしようとしても、当の本人にはなかなか会わせてもらえず、契約内容も二転三転、挙句の果て、これは本当に「あってはならないこと」なのですが、売買価格まで吊上がり…。
買主様には、大変なご迷惑をかけてしまいました。 結果、もちろん契約は流れました。
当社としては、売却依頼を受けた物件は所有者ご本人に媒介契約を頂いてから、お客様にご紹介しています。 しかし同業者の中には、わずかながら今回の事例の様に、しっかりと所有者ご本人の意思確認をしないで情報を流す所もあるようで、当社としてもビックリしてしまった次第です。
今後はこのような業者さんの物件に対しては、今以上に注意してお客様に紹介しなければいけません。 お客様も、物件に関して少しでも解らないことや不安材料などありましたら、ささいなことでも結構ですので、ご遠慮なく各担当までお問い合わせ下さい。
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