不動産購入エピソード

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不動産獲得競争の明暗

毎年、春が近づくと不動産の取引が盛んになってきます。
業界全体が活気づくのは良いのですが、買い主様にとっては物件を巡る競争相手が増える事につながります。

先日も、当社のお客様より価格交渉付きでお申し込みいただいた物件に、同時に他社のお客様から現状価格でお申し込みが入り、残念な結果になってしまうということがありました。
前日まで全く動きがなかった物件に、いきなり2組同時で申し込みが入るということも、不動産取引シーズンのまっただ中では、決して珍しいことではありません。しかし、もしも価格交渉なしで現状価格でのお申し込みをお勧めしていたら、そのお客様が購入出来たかも、と考えてしまいます。こちらが全てのケースを想定してアドバイスをしていたら…、という気持ちでいっぱいになってしまう瞬間です。

そのお客様は、きっと我が家には縁が無かったんでしょうとおっしゃってくださいましたが、お客様が物件をご購入出来るかどうかの瀬戸際には、いろいろな意味で不動産業者の力も影響しているものです。こうした事例を反省材料に、当社営業も出来る限りお客様の物件獲得のために努力してまいります。

また、現在物件を探していらっしゃるお客様にも、是非いろいろ物件をご覧いただいて、これだ!と思う物件が出た時に最高の瞬発力を発揮していただけるよう、スタッフ一同、お助けしてまいりたいと思います。

春先のような不動産シーズン以外でも、商談が重なる時は何故か重なるという傾向がありますので、毎月会員の皆様にお届けしております新着リスト上の物件の動きなどもご参考に、どうか本当にお客様のニーズに合った優良物件を、見事射止めていただければと祈っております。


セットバックの意外な落とし穴 | Page 5 of 15 | 見学依頼が4組も入った人気物件は誰の手に?
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