珍事件発生!照明が…
先日、当社からあるお客様にご紹介した物件(中古住宅)を、案内してほしいとの連絡がありました。そこで入居されている所有者(売主さん)に、中を見せていただく日時を確認して、お客様へ伝えたところ、直接現地へ行かれて、内覧されてしまいました。
その後にお客様から、今回の物件を前向きに検討しているとの連絡が入り、私はビックリしました。なぜかと言うと、まだ、ご案内もしていない物件を検討していると言われたからです。 しかし、そのお客様は、すでに内覧をしているわけですから、当社からのご案内は必要なくなってしまったと言うことです。
それから、売買契約をして、売主さんの引越しも終わったので、私とお客さんとで、引渡し前の確認のため、引渡し日の前日に現地に行ったら、な・な・なんと、玄関の照明から、お風呂場の照明まで、ありとあらゆる照明器具や玄関チャイムまでも取り外されているではありませんか!
実は、当初お客様が、直接内覧に行かれた時に、売主さんが、照明器具に関しては、次の引越先に持って行きますと言われたそうで、お客様も、まさか、間接的な照明器具まで持って行かれるとは、思ってもいなかったのでしょう。
本来、土地だけの物件の場合には、お客様が直接現地に見に行かれるのですが、中古住宅で入居中の物件に関しては、お客様が直接内覧すると言うことは、ふつう絶対にありません。(必ず業者が同行します) ですから、今回のような問題が生じたとは言えませんが、いろんな面で、トラブルになる可能性が高くなると思います。 最終的には、売主さん側の業者さんの負担で、玄関チャイムと、間接照明を取り付けていただけるように話がつきましたので、お客様も納得されました。
私も今まで、このようなケースは、初めてでしたので、今回の件で、よい勉強をさせてもらえたと思いましたし、今では、笑い話になりますが、歴史に残る珍事件であった事には、間違いありません。
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