不動産購入トピックス

そっと教える!
知っ得テク・知識

タブー連発!?
業界の舞台裏
タブー連発!?不動産業界の舞台裏
売主様行方不明事件の怪!?

先日、今までに体験したことのない衝撃の事件が起きました。
今回はその事件についてご紹介したいと思います。

それはいつものように、売り主様から売り依頼を頂いたところから始まりました。
さっそく広告をうち、案内をして、なかなか好印象な中古物件でした。
買い主様もすぐ見つかりトントン拍子で契約をしました。

と・こ・ろ・が ある日突然、売り主様との連絡が取れなくなり、おかしいなーと思い、家に行ってみましたが留守でした。

「旅行でもいったかな?」なんておもい、しばらく様子を見ていました。が、「いない!!」
決済の日にちも近づき、買い主様も心配になり何度と連絡も頂き、申し訳ない次第でした。

結局、いまだに連絡も取れず、法的処置を執らざる得なくなりました。当社としては、債務超過に陥っている物件はたとえ売り主様がどれだけ信用できたとしても、手付け金は売り主様に渡さず、当社で厳重に預かるという厳しい内規がありますので、買い主様に金銭的な損害を与えることだけは防ぐことができ、それが唯一の救いでした。
もしも、ふつうの仲介と同じく契約を交わして手付け金を売り主様に渡していたら、たいへんなトラブルになるところでした。契約を交わした当事者が決済に現れない場合、契約の約款では債務の不履行による一方的な破棄とみなされ、手付け金と同等額の違約金が違背した相手に請求できることになります。

これ以後は、売り主様と買い主様の個人対個人の契約ですから、民事手続きを経て物件の差し押さえなどをするのはすべて当人ということになります。ここが不動産仲介のむつかしいところですね。

不動産屋は不動産の仲介はできても民事訴訟はできません。やらしてくれたら喜んでやるところですが。幸い、買い主様も債務超過をきちんと調査し、報告し、手付け金の保全措置をとった当社と売り主様の責任の区別をきちんと理解していただき、今後は最優先で優良情報を提供させていただくと共に、とうぜん開始される競売で目的の不動産を購入するための代理人に引き続き当社をご利用いただけることになりました。

そして、一番気になるのが「どうして売り主様が居なくなったのか」が、いまだに不明で気になって仕方ありません。理由が見つからないのです。たしかに債務超過ではありましたが、その件はきちんと銀行と話ができていて、売買は可能だったし、残った債務も最悪自己破産で整理できたはずです。夜逃げと自己破産は同じようで大きく違います。住民票も移転できず、免許も更新できない夜逃げではアパートを借りることもまともな職業につくこともできません。やり直しのチャンスはとても少ないと思います。

どう考えても行方をくらまさなければならない理由が思い当たりません。もちろん夜逃げというのはちょくちょくあるんですが、そうせざるを得ない人たちは手持ち不動産を処分することが不可能な場合で、債務整理で銀行と話がつくということは、ほとんど最後のチャンスなんです。それを水に流していなくなるとは、いったい・・・???

なにしろ当社始まって以来の出来事でした。同業者に聞いても「そんな事例は無い」と言われ、ホント、不思議な出来事でした。今後の取引に今回の事を教訓にして、あらゆるケースを想定して慎重に取引をしたいと思いました。

最後に、このコラムを読んで心配になった方がいらっしゃると思いますが、こんなことは千に一つの事件ですし、今回のように手付け金の保全などのリスク回避は当社ならば万全ですので、どうかご心配なく。(でもほんと、ええかげんな会社に就職せなんでよかったぁ)


バイヤーズ・エージェント(買い手代理人)!? | Page 30 of 42 | 珍事件発生!照明が…
イメージ

PageTop