テイキシャッカケンって??
テイキシャッカケンってご存知ですか?今回は、平成12年3月から施行されている定期借家法ついてのお話です。
えっ?自分には関係無いって?いやいやそれが持ち家を購入予定の皆様にも多いに関係のあるお話だったんです。
定期借家法とは簡単に言うと明渡しの期限が始めから決まっている借家契約のこと。
今までの借家法だと契約終了時期は決定していても、借家人が引き続き住みたいといえば家主からはそれを拒むことが出来なかった為、結局契約更新せざるをえませんでした。定期借家法では明渡しの期日を契約時に決めてしまうので貸しても帰ってこないということはありません。
いままでより気軽に持ち家を借家として有効利用できるようになったのです。
それによって今後は、持ち家の人であっても家に縛られず、ライフスタイルと住まいのミスマッチが無くなるということでした。そしてさらに、自分が住んでいた自宅を有効に利用することにより、老後の生活の安定につながるということも言っていました。
具体的な例でご説明しますと、郊外に持ち家の一戸建てを35才で購入した人が、定年後の65才に今の持ち家を定期借家で貸し出し、自分は夫婦2人だけになったので、利便性のいい市街地の賃貸マンションを借りる。もちろんその家賃は自宅の賃借料でまかなう。そして80才になり、ご主人に先立たれた奥さんは、賃貸マンションから看護付の老人ホームに転居する。もちろん、老人ホームの家賃も自宅の賃貸料でまかなう。
実際に都心部では不動産業者と提携して、持ち家を担保に終身介護を保証している老人ホームもあるそうです。また、若いうちは、家を探す上で、職場までの通勤や子供の通学などの制約がありますが、定年後はそれらのことに縛られることなく、生活したい場所で自由に生活できるのです。
夫婦だけで田舎暮らしをするのも良いでしょうし、日本中を転々と暮らすのも可能になるんです。それも住居費はタダで!こんな生活すてきだと思いませんか。もっと詳しく定期借家法について知りたいと思った方はぜひドリームゲートまでお問い合わせ下さい!
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