不動産購入トピックス

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担当者がそっと教える知っ得テクニック・知識
名刺交換は業界のタブー!?

例:売り物件の中古住宅の案内において

買主側の業者…鵜飼不動産
売主側の業者…不動産業者A

上記の場合、売主さんが鵜飼不動産に名刺を手渡そうとしても、こちらも受け取りませんし、「鵜飼不動産の○○と申します。」と名乗ることもありません。これが業界ルールなのです。

不思議に思われるかもしれませんが、何故かといいますと、上記の例でいいますと、不動産業者Aをとおさずに直接鵜飼不動産と売主さまが連絡をとることは「飛ばし・抜き」と言われる業界のルール違反になってしまうからです。
そんなルールはもちろん一般の売主さんが知る由もありません。名刺を手渡すことによって、売主さんが何かのはずみで、当社にTELをかけてくる事態を避けるために、初めから名刺を手渡さないマナーができあがったのです。
二重依頼は仲介手数料を2倍払わなければならない場合もあり、お客様にも深刻な問題です。

話は少し変わりますが、皆様から物件についてのご質問を頂いたとき、返事をさせていただくまでに時間をおかけしてしまう場合(場合によっては2、3日)がありますが、その理由が売主側の業者からの返事が遅いことが原因の場合が少なくありません。
直接現地で確認できることならすぐに当社で調べることができるのですが、それ以外は売主側の業者さんに調べてもらう以外に方法が無いからなのです。

時間がかかるだけならまだ良い方かもしれません。中には、調べるのがおっくうで、憶測で返事をする業者もいます。

こんなことがありました。
以前、ある業者の物件(古家つきの土地)をお客様に紹介したところ気に入っていただけ、契約まであと数日というときに、その土地には家が建たないことが判明。事前に家は建築可能ですか?とさんざんに確認したにも関わらずです。
挙げ句の果てに、「所有者の身内であれば、家は建築可能だ。誰でも建築許可が下りるとはいっておらん。」
お客様ともども絶句してしまいました。
そういったトラブルのあった業者の物件は、物件情報から全物件を削除しました。

契約が具体化するまでは、こちらで調査(重要事項調査)できない以上やむを得ません。売主さまに罪があるわけでは決してないのですが。


あぁ、今年も魔の8月がやってくる。 | Page 48 of 65 | 「早く決めないと売れてしまいますよ~」のウソ、ホント
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