不動産購入トピックス

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あぁ、今年も魔の8月がやってくる。

ブラック・オーガスタ?

不動産業者にとって一番つらい時期、それが8月。
業界では「ブラック・オーガスタ」と呼ばれています。というのは、冗談ですが。

一番嫌われる原因は、この月に入ると不動産の需要がぐぐっと下がってしまうから。
なぜぐぐっと下がってしまうかと言いますと、暑すぎてお客様が不動産を見に行く気力が萎えてしまうことと、子供が夏休みに入り、暇をもてあましたあげくに、「休みの日ぐらいはどこか遊びに連れて行って」の大コールで、週末は、家族サービスに忙殺されてしまうせいだと確信しています。(少なくとも我が家はそうです。)

正直言いますと、需要が下がって広告の反応も良くないため、この時期に広告を控える業者も少なくありません。つまり、物件の動きがかなり鈍くなるということです。
それに対して、供給、つまり売物件の数は減るかといいますと、極端に8月にへこむことはありません。


チャンス到来

普段であれば、手元に資料が届いた時点で商談中になってしまっていたような人気の高い物件でも、この時期は手に入れることができる可能性が上がることは間違いありません。
さらに、この時期の売主さんは、不動産業者からの売り出し状況の報告を聞いて弱気になっています。
なぜなら、以前は、売り物件のちらしをいれれば、幾らかは反響があったはずなのに、この時期は広告を打てども打てども反響が無くなってしまうから。

ちらしの反響が無くなってしまうのは、当社でも実証済みで、毎月の平均の50%くらいまで落ち込んでしまいます。
つまり、売主さんが弱気になってしまっている分、値交渉も通り易くなると言えます。

反響がたくさんある状況で、安くして欲しいと言ってみたところで、売主さんにしてみれば、他にもっといい条件で購入してくれる人がいるんじゃないかと思うのは当然な事。
もちろんそういう状況ではなかなか値段交渉がうまくいくはずもありません。

余談ですが、お盆休みを利用して帰省される方は、是非この時期に、親族の方に将来のマイホームの計画を相談してみては如何でしょうか。
親族に内緒でマイホーム計画を立てていて、土壇場になって猛反対をくらう例も。反対に、親族をうまく味方につけられれば、ひょっとしたら思わぬ援助の話が降って涌いてくるかもしれません。



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