慌てず、駆け込まず
今期の国会でも、消費税の引き上げ等、税金に関する論議は絶えないようです。 タバコやビールなど一部の税金は上がりましたし、消費税がどれぐらい値上げされるかは判りませんが、数%の消費税も、食料品や日用品など1週間、1ヶ月の総額にすると大きな額となります。 不動産物件も、一部その対象になってきます。
もっとも一般の仲介物件に関しては、土地、中古住宅どちらも大半は売り主様が個人なので、消費税はかかってこないのですが、土地を買って建物を建てられる場合は、建物、エアコン、照明等などの新規購入品全てに掛かってきます。 価格が高額になればなるほど購入者の負担も大きくなるので、不動産関係者にとっても消費税の行方は気になるところです。
このような流れを受け、一部の不動産業者やハウスメーカーは、
「増税前に駆け込み需要が増えるのでは」
と見ているようですが、当社の見解はそれとは異なります。
大半の方にとって、不動産は一生に一度の大きな買い物。あせって買って後悔だけはしていただきたくありません。 急いで買って、結局その物件に不満を感じてしまうなら、消費税アップ前に購入して浮いた分のお金も、ちっとも得にはならないからです。
逆に、満足できる物件を探している間に消費税が上がって、トータルでの出費が数十万余計にかかってしまったとしても、何年も素敵なお住まいで暮らす幸せと比較すれば、その数十万も決して無駄ではないと思いませんか?
いつかは買いたいマイホーム。
そんな強いご意志があるなら、消費税恐るるべからずの意気込みで、じっくりと腰据えて、満足できる不動産を探していってくださいね。
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