当社に岐阜北署の刑事現る！
突然現れた感じのいいおじさんは、「岐阜北警察署の者です。」といいながら、ドラマさながらに警察手帳を見せてきました。
その瞬間、社内は静まりかえりデータ入力の女性社員は全員下を向いてしまいました。彼女たちは「お客様思いのいい会社だと思っていたのに、やはり裏が！」と思ったそうです。
営業担当は500Mzのスピードで心当たりを検索。誰かにハメられたかとサスペンスの主人公気分を満喫したといいます。実は、オウム真理教が岐阜県内で合宿所用地を探しているという情報に基づく内偵調査でした。
もちろん、売買そのものは違法でもなんでもないのですが、一応調査だけということだそうです。
しかし、そう言われて考えてみると、買い主のあいまいな田舎の土地探しの依頼が業者を通じてあったので、もしかしたらそれだったのかも知れません。
結局、買い主は現れないまま話は立ち消えになったのでした。そんなようなことを報告すると刑事は帰っていきました。別に思い当たるところはないのですが、さすがに焦りました。
（部長)
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